りんごで血圧を改善

りんごに含まれる「リンゴポリフェノール」や「リンゴペクチン」が血圧の改善に効果的!他にもビタミン、ミネラル、食物繊維など栄養のバランスが良いのもポイント!

りんごで血圧を改善

りんごは紀元前から栽培されていたとされており、当時は2cm程度の大きさでしたが、19世紀頃から現在のような甘くて大きなものが広まったそうです。

血圧の改善に有効なりんごの効果とは?

カロリーは100gあたり50kcal前後、約85%は水分、残りの約15%にはカリウム、カルシウム、鉄、ビタミンC、食物繊維、ペクチン、ポリフェノールなどの豊富な栄養素が含まれています。

「1日1個のりんごは医者を遠ざける」、「りんごが赤くなると医者が青くなる」ということわざがあるほど、りんごは健康維持に効果的な果物とされてきました。

ある調査研究においても、1日1個りんごを食べるとドロドロの血液をサラサラの血液にし、コレステロールや中性脂肪の数値が高いほど、有意に効果がみられるという結果が明らかにされています。

リンゴポリフェノールの抗酸化作用

「リンゴポリフェノール」とは、りんごに含まれるポリフェノールの総称で、主成分となるのは果肉に含まれている「プロシアニジン」です。

他にもりんごの皮に多く含まれているアントシアニンやカテキン、クロロゲン酸、ケルセチンなど様々なポリフェノールが含まれています。

リンゴポリフェノールには、血圧の上昇作用をもつホルモン「アンジオテンシンⅡ」を生成する変換酵素の働きを阻害、アンジオテンシンⅡの生成を抑制して血圧の上昇を抑える効果があります。

ポリフェノールは血管の老化を防止して血管の健康状態を良好に保ったり、活性酸素による過酸化脂質の発生を抑制して血流を改善します。脂肪の吸収や蓄積を阻害してコレステロールや中性脂肪の数値を低下させる効果もあります。

リンゴペクチンでコレステロールを調整

りんごが血圧を下げるのに有効な成分が水溶性食物繊維「リンゴペクチン」です。

リンゴペクチンはコレステロールの吸収を抑制して、血液中のLDLコレステロール(悪玉コレステロール)の数値を低下させ、HDLコレステロール(善玉コレステロール)の数値を上昇させる効果があります。

ペクチンはキャベツ、ニンジン、レモン、みかん、いちごなど様々な野菜や果実に含まれていますが、りんごに含まれているリンゴペクチンは他のペクチンよりも悪玉菌を抑制する作用が強いのです。

アラビノオリゴ糖の整腸作用

「アラビノオリゴ糖」はりんご由来のオリゴ糖で、リンゴペクチンにたくさん含まれています。オリゴ糖は消化、吸収されることなく直接腸まで届き腸内環境を整える働きがあります。

腸内環境が悪いと老廃物の排出がうまくできず、血液がドロドロになりやすく血圧が高くなる要因となります。生活習慣が乱れがちになると腸内環境も悪くなりやすいので、腸内環境を整えることが血圧を下げることにつながります。

カリウムの利尿作用

カリウムは体内の余分な塩分を排出する利尿作用があり、これによって食事で摂取した過剰な塩分の吸収を抑えることができます。

カリウムを多く含む野菜や果実は他にもたくさんありますが、カリウムは野菜にも多く含まれていますが水溶性のミネラルであるため、煮たり茹でたりすると水に溶け出してしまいます。

水にさらすことなく生のまま摂取できる点や、血圧の改善に効果的な成分を他にも含んでおり、それらの成分をまとめて摂取できるのがりんごのおすすめポイントなのです。

血圧を改善するりんごの食べ方

血圧を改善するりんごの食べ方

りんごの性質や効果を活用して血圧の改善に役立てるには?

それはりんごの皮を有効利用することと食べ合わせることです。

詳しくは以下の各項目で。

りんごの皮を有効活用しよう!

ここまでに紹介した「リンゴペクチン」は皮と果実の間に多く含まれており、ポリフェノールの一種である「アントシアニン」は皮に多く含まれています。

つまり、皮を捨ててしまうのはちょっと勿体ないというわけです。

昔の人がよくりんごを丸かじりしていたのは、豪快さを演出するとともに健康的にもプラスの効果があったということですね。

りんごを皮ごと食べられるなら問題ありませんが苦手な人には食べにくい。

そこでりんごの皮を有効活用する方法です。高血圧対策として当サイトでも紹介している紅茶やルイボスティーを煮出すときに、りんごの皮をお好みの時間つけてあげるのがおすすめです。

りんごの香りが紅茶やルイボスティーにはよく合うので味わい抜群です。

あと、多くの人から好まれ苦手な人が少ないカレーに使うのもおすすめの方法になります。野菜などを煮込む前にりんごの皮をお好みの時間煮出すだけ。

りんごの香りがほんのり香り、味も深まり栄養もまして健康的にもいい感じです。

バナナやヨーグルトと組み合わせてみよう!

りんごは健康効果が高いのでおすすめですが頻繁に食べると飽きる人も。

そんなときには「食べあわせ」もおすすめの方法のひとつです。

りんごヨーグルトは一般的に市販されているほど味覚的にも相性が良く、りんごに含まれるアラビノオリゴ糖とヨーグルトの善玉菌は、一緒に食べることで高い整腸作用に期待できます。

また、他の果物との組み合わせもおすすめです。

りんごのちょっと酸味のきいたさっぱり感と、バナナのちょっと濃厚な甘さは味の相性もかなりいい感じになります。

りんごやバナナはどちらもカリウムを含み、抗酸化作用や整腸作用に優れているため、単体で食べても血圧を改善する効果をもっています。

組み合わせの最大のメリットは「飽きにくさ」。

キウイフルーツやいちごなどとの組み合わせもおすすめなので色々試してみましょう。

りんご酢の血圧を改善する効果

酢には主成分である酢酸が含まれており、体内に摂取されると「アデノシン」という物質が生成されます。

アデノシンは血管壁に作用して血管を拡張させる効果がありますので、血流の改善に期待できます。

さらに、りんご酢にはここまでに紹介したような、血圧を改善する成分である「リンゴポリフェノール」や「リンゴペクチン」も含まれているため、高血圧の対策におすすめです。

納得の検証結果がおすすめの理由!

リケン(理研ビタミン株式会社)のヘルスケア事業部長、農学博士の仲野隆久先生によると、収縮期血圧140~160mmHg、拡張期血圧90~100mmHg程度の18名を対象に「わかめペプチド」を8週間にわたり1日1個のペースで食べてもらった結果、約2週間目から血圧が安定し始めることが認められています。