チョコレートで血圧が下がる?

チョコレートには血圧を下げる効果が!?チョコレートに含まれる抗酸化作用をもつ「カカオポリフェノール」で血圧を改善しよう!

チョコレートで血圧が下がる?

甘い食べ物の代表として連想するのがチョコレート。

子供から大人まで甘いもの好きには決してはずせないマストフードとして知られています。そんなチョコレートには肥満や虫歯になるなどのイメージも根強く、健康的にはマイナスの面で見られることが多いです。

しかし、チョコレートの主原料であるカカオ豆は、もともと有効な薬効成分が含まれていることから薬として使用されていました。当時はミルクや砂糖などが使用されていないカカオ豆をすりつぶしただけの苦い飲み物だったのです。

加工されて現在のチョコレートという食べ物になってから、悪いイメージが根付いてしまいましたが、実は食べ方をちゃんと理解しておけば高血圧の改善に役立つ食べ物なのです。

さらに、高血圧の危険因子である肥満の改善や虫歯の予防にもつながるのだとか。チョコレートを正しい知識で美味しく摂取しましょう!

血圧を改善するチョコレートの成分や効果

チョコレートを構成する主成分として有名なカカオ豆。カカオ豆には「カカオポリフェノール」が含まれており、この成分を摂取すると血圧を下げる効果があります。

カカオポリフェノールの効果

カカオポリフェノールが血圧を下げる仕組みは、高血圧などで血管内部に起こった炎症を軽減させ、炎症により細くなった血管内部を広げてくれるのです。

血圧が正常値の人は血管内部に炎症があまりないため、血圧低下の効果は小さいですが、高血圧の人ほど血圧低下の効果が大きいといわれています。

ポリフェノールの含有量で優れた飲み物に赤ワインがありますが、チョコレートのポリフェノールの含有量は同量の赤ワインよりも多いため、チョコレートは抗酸化作用にとても優れた食べ物といえるのです。

バランスの良いミネラル成分

塩分の排出を促すカリウム、血管の正常な機能に欠かせないマグネシウム、カルシウム、鉄分、亜鉛などのミネラルがバランスよく含まれています。

現代人はミネラル不足といわれるほど摂取量は年々減少しています。特にカリウムは高血圧の対策には欠かせない栄養素ですので積極的に摂取することをおすすめします。

リラックス効果で血管を拡張

カカオ豆に含まれている苦味成分「テオブロミン」や、チョコレートの甘い香りには副交感神経を活性させ、精神の安定やリラックス効果を与えます。

精神が落ち着くことによって副交感神経が優位になると、血管が拡張されて血流が穏やかになり血圧が低下します。精神状態を安定させることは血圧を安定させることにもつながる重要な要因となるのです。

チョコレートの食べ方選び方

チョコレートの食べ方選び方

まず大切なのはチョコレートの選び方で、ビターチョコレートと呼ばれる若干苦めのものを選ぶようにしましょう。カカオの含有量が多いのでカカオポリフェノールが多く摂取できますし、若干苦めなのを選ぶほうがクセになりにくいと思います。

ちなみに、ほとんどのホワイトチョコレートにはカカオポリフェノールが含まれていません。血圧を改善する効果には期待できませんので選ばないようにしましょう。

また、製品名にビターとかブラックとか付いているものは、成分表にカカオポリフェノールの含有量を記載していることが多いのでチェックしてみましょう。

さらに、オメガ9系の不飽和脂肪酸や各種ミネラルを含むマカダミアナッツは、栄養価も高く適度な摂取で血圧を改善する効果にも期待できます。マカダミアナッツなどのナッツ類が含まれている苦めのチョコレートがおすすめです。

チョコレートの食べ方

チョコレートの食べ方は1度に全部を食べてしまうのではなく、1日に食べる量は25g~30g程度(板状のもので半分くらい)を目安にしてください。

その半分を間隔をあけて少しずつ食べるのが効果的な食べ方とされています。朝食、昼食、夕食の間に食べる間食は健康的にあまりよくはないので、3度の食後のデザートとしてチョコレートを食べるのがおすすめです。

納得の検証結果がおすすめの理由!

リケン(理研ビタミン株式会社)のヘルスケア事業部長、農学博士の仲野隆久先生によると、収縮期血圧140~160mmHg、拡張期血圧90~100mmHg程度の18名を対象に「わかめペプチド」を8週間にわたり1日1個のペースで食べてもらった結果、約2週間目から血圧が安定し始めることが認められています。