高血圧の合併症

高血圧の危険性はその合併症に?全身の血管の状態が悪くなる高血圧は、全身のあらゆる箇所であらゆる病気を発症するリスクを高める。病気の元凶となる高血圧を改善しよう!

高血圧の合併症

高血圧は様々な臓器に影響を与え機能障害を引き起こします。特に脳、心臓、腎臓に大きな影響を及ぼし、重篤な病気を引き起こす要因となるのです。

高血圧はこれらの合併症を発症する要因となる病気ですが、高血圧は症状が乏しいため気付かないうちに発症し、これらの合併症を発症するためサイレントキラーと呼ばれているのです。

高血圧はあんまり症状も感じないから、困らないし放置しても問題なさそうと油断していると将来的に大きな病気の要因となるので、自身の血圧が高くなりだしたことに気付いた時から、改善を試みることをおすすめします。

高血圧は血管への圧力が高く、常に血管に負担をかけている状態となります。2014年の死因の統計結果では1位がん、2位心疾患、3位肺炎、4位脳血管疾患となっており、死因の上位である心疾患や脳血管疾患は高血圧の合併症でもあるため、高血圧と深く関係しているのです。

脳の合併症

脳で発症する合併症には脳梗塞、脳出血、くも膜下出血があり、これらの総称が脳卒中です。脳の深部では特に毛細血管が多く、この部分で動脈硬化が発症、進行することも多いので注意が必要となります。

脳梗塞、特に脳出血が起こると病院にたどり着く前に死亡するリスクがあるなど、時間に猶予のない場合が多くなり、生存できたとしても後遺症や再発のリスクに苦しむケースが多いです。

また、脳血管性認知症やアルツハイマー型認知症などの認知症も、高血圧によってリスクが高くなる合併症とされています。

心臓の合併症

心臓に起こる合併症は心筋梗塞、心不全、心肥大、狭心症があり、これらを総称して心臓病(心疾患)と呼んでいます。いずれも高血圧との関連性は高く、特に心筋梗塞などは致死率が高いので注意したい病気です。

心筋梗塞

虚血性疾患の一種で、心臓に血液を送る冠動脈が動脈硬化などで狭窄を起こし、血液の供給が梗塞によって阻害され、心臓の細胞が壊死、死に至る可能性のある病気です。

心不全

心臓の機能が低下している状態のことで、心筋梗塞や狭心症などの心臓に関する全ての病気が原因となります。また、高血圧などの生活習慣病や生活習慣も関係してきます。

心肥大

高血圧などによる心臓への負担が、心筋を肥大させることで発症するのが心肥大です。症状が進行すると心臓の機能が低下することで心不全へと至ります。

狭心症

虚血性疾患の一種で、冠動脈が動脈硬化などで狭窄を起こし血液の供給が低下すると、心臓に必要な血液が不足して貧血状態となります。

心筋梗塞では梗塞により血液の供給が完全に停止しますが、狭心症では血液の供給が減少するだけで停止はしないため、治療によって心筋の機能を回復することができます。

腎臓の合併症

腎臓での合併症には蛋白尿、慢性腎臓病、腎不全があり、これらの総称が腎臓病になります。高血圧患者は約30%が腎臓病を併発しているといわれている程、腎臓病との関連性も高いですが、脳や心臓への関連性の高さほど認知されていないようです。

脳と同じように腎臓にも細い血管が集約しており、高血圧の影響を受けやすいのは、老廃物を濾過する糸球体(しきゅうたい)の毛細血管です。

動脈硬化による濾過機能の低下が起こると、濾過機能を正常化しようとするため血圧が高くなるのです。このように高血圧は腎臓とも深いつながりがあります。

大動脈の合併症

動脈硬化

高血圧を原因として発症する代表的な合併症が動脈硬化といえます。高い血圧によって血管が柔軟性を失って硬くなったり、血管壁にプラークが形成されることで血液の循環が低下する状態のことです。

全身のあらゆる血管の箇所で動脈硬化が起こるため、脳梗塞、脳出血、心筋梗塞など致死率や再発率の高い病気と関連性が高く、また、腎臓の機能障害など様々な合併症の発症リスクが高まります。これらの病気は高血圧と動脈硬化による負の連鎖が大きく関係しているのです。

大動脈解離

3層構造になっている大動脈の中膜に血液が流れ込み、内膜と外膜が分離される病気です。突然発症することが多く、急性心筋梗塞と同様に危険性の高い病気です。発症年齢は70代が一番多いですが、その前後の50代、60代、80代もかなり多いといわれています。

大動脈瘤

胸部大動脈瘤と腹部大動脈瘤があり、名前の通り瘤(こぶ)ができます。初期段階では瘤も小さく気付かないことが多いですが、症状が進行すると血管が2倍以上に拡張されます。破裂すると大量に出血するため死亡率の高い危険な病気です。

その他の合併症

眼の合併症

眼病(眼底出血、網膜静脈閉塞症、高血圧性網膜症)

糖尿病

高血圧の人はそうでない人に比べて、約2倍以上も糖尿病を発症するリスクが高いことが明らかにされています。高血圧が糖尿病を発症する直接の原因となるわけではなく、同様の危険因子であることが原因となるようです。

その他の合併症

肺高血圧症、ED(勃起不全)

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