高血圧にも食物繊維は効果的?

整腸作用だけでなく、血中コレステロール減少、糖質の吸収抑制作用を持つ第6の栄養素「食物繊維」!1日の摂取量を増加することで高血圧や脳卒中の予防効果が!

高血圧にも食物繊維は効果的?

高血圧と食物繊維の関係とは?

三大栄養素に続く「第6の栄養素」とも呼ばれており、人の消化酵素で消化することができない食物成分。不要な老廃物などを体外へ排出する働きがあり、便秘の予防や整腸作用を持つ物質として知られています。

食物繊維の多く含まれる食品は、野菜、果物、豆類、きのこ、海藻類などがあり、水に溶ける水溶性食物繊維と、水に溶けない食物繊維があります。

食物繊維は腸の環境を整える以外にも、悪玉コレステロールの減少、糖質の吸収を抑制する作用などがあります。

そのため必要な量を摂取できれば、脳卒中や心臓病の予防に効果があり、これらの要因となる高血圧、糖尿病、脂質異常症などの生活習慣病の予防や改善にも効果的となるのです。

食物繊維が不足すると高血圧に?

厚生労働省の「日本人の食事摂取基準(2015年版)」によると、食物繊維の摂取目標量は成人男性20g以上、女性18g以上となっています。

しかし、2013年の国民健康・栄養調査によると、日本人の食物繊維の摂取量は20代男性12.5g、20代女性11.5gとなっており、5g以上の不足という結果が明らかになっています。

食物繊維で高血圧のリスクが下がる?

日本やアメリカなどの5ヵ国、8件の研究において、食物繊維の摂取量と脳卒中の発症についての関係性を解析調査したものによると、食物繊維の摂取量が1日7g増えると、脳卒中の発症リスクが7%低下するという結果に。

アメリカでの研究者の調査によると、食物繊維の摂取量が多い人は、摂取量が少ない人に比べて、9年間で心臓病が原因となって死亡するリスクが約25%低下するという結果に。また、食物繊維を1日10g多く摂取することで、9年間での死亡リスクは15%も低下するという。

中国の研究では、19年間の中で発表された20件の調査で、約70万人以上を対象としたデータを解析したところ、食物繊維の多い野菜を1日200g摂取すると11%、果物を200g摂取すると32%も脳卒中の発症リスクが低下したという結果に。

納得の検証結果がおすすめの理由!

リケン(理研ビタミン株式会社)のヘルスケア事業部長、農学博士の仲野隆久先生によると、収縮期血圧140~160mmHg、拡張期血圧90~100mmHg程度の18名を対象に「わかめペプチド」を8週間にわたり1日1個のペースで食べてもらった結果、約2週間目から血圧が安定し始めることが認められています。