高血圧によるめまいの原因と症状

高血圧とつながりを見極めにくい「めまい」!めまいを感じるほど高血圧が進行している場合は危険性大!?

高血圧によるめまいの原因と症状

自覚症状の少ないサイレントキラーと呼ばれる高血圧は、特徴的な症状を感じることが少ないため、静かに進行し命に関わる重篤な病気を突然発症することがあります。

高血圧の症状の一つに「めまい」はありますが、高血圧に限らず起こる症状なのでめまいを感じるだけで高血圧と診断するのは難しいといえるでしょう。

それに自覚症状のほとんどない高血圧でめまいを感じる状態は、高血圧の症状が進行しており動脈硬化や脳卒中などの合併症を発症している可能性が考えられるため、まずは病院での診断や家庭での血圧測定をしてみることがすすめられます。

めまいの原因と症状には平衡感覚が関係

通常であればめまいが起こるのは、耳の奥にある平衡感覚を司る器官「三半規管」などの気管に、直接障害が起こることでめまいが起こることが多いです。

しかし、高血圧や高血圧によって発症した脳梗塞、脳出血が起こると、平衡感覚に関係する神経に影響を与えることでめまいが起こるとされています。

症状別にみると、ぐるぐると回るように感じる「回転性のめまい」は、脳血管に動脈硬化が発症して脳内の血流が低下したことや、脳梗塞、脳出血などによって平衡感覚に関係する神経を損傷している可能性などが考えられます。

また、地震のようなぐらぐら、雲の上を歩くようなふわふわとした感じは「浮動性のめまい」と呼ばれ、高血圧などによって平衡感覚に関係する神経を圧迫していることが考えられます。

回転性のめまいが起こるのは脳梗塞や脳出血など、浮動性のめまいは高血圧で起こることが多いとされていますが、一概にどちらがどちらと限定できる場合ばかりではないため、症状で病気を限定しないように注意してください。

めまいによって血圧が高くなることも?

めまいは高血圧によって発症するものばかりではなく、別の何らかの症状によって引き起こされためまいの可能性もあり、そのめまいによって血圧が上昇する場合があります。

めまいが起こると精神は興奮状態となり、交感神経が活性されて血管の収縮が起こり血圧が上昇するという作用が起こるのです。

めまいが起こったときの対処法はまず安静にしてみることです。できればその場でじっとするだけではなく、落ち着ける場所に移動すること、電気を消したり横になって目をつぶってみることがすすめられます。

この行動によって気持ちがリラックスすると、活性されていた交感神経よりも副交感神経のほうが優位になりやすく、副交感神経が優位になることで血管の拡張作用が起こり血圧を下げる効果に期待できます。

この状態で様子を見てもめまいが改善されないとき、または症状が進行してしびれなどを感じるようになったときは、早めに病院の診察を受診したほうがいいかもしれません。脳卒中などの大きな病気を発症している可能性が考えられるためです。

高血圧の治療でめまいが起こることも?

高血圧の治療に使用されるのが降圧剤ですが、降圧剤の使用によってめまいが起こることもあり、これは降圧剤による副作用ともいえますし、人の自然な生体反応とも考えられます。

そもそも降圧剤は高血圧の根本的な原因を取り除く薬ではなく、高血圧による脳卒中などの命の危険を回避するため血圧を低下させる薬なのです。

降圧剤によってめまいが起こるのは、血圧の低下、もしくは薬が効きすぎた場合に起こる過度な血圧の低下で脳への血流が低下したことによるものです。

特に降圧剤の服用初期の段階では血圧の変化によりめまいが起こりやすいとされていますので、しばらく様子を見るかあまりにもめまいの症状がひどいときは遠慮せずに医師に相談し、降圧剤の服用量の調整、降圧剤の変更などを一緒に考えるようにしましょう。

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