若年性高血圧の原因とは?

生活環境の急激な変化により低年齢化する高血圧の悩み!生活習慣の改善は中高年だけでなく、若年層にも必要な時代へ!?

若年性高血圧の原因とは?

若年性高血圧とは年齢が35歳以下で、血圧の数値が140/90mmHg以上の数値に該当する状態をさします。

通常、高血圧は何らかの病気、薬剤が絡んでいるもの以外は生活習慣が主な要因となっており、乱れた生活習慣を続けてきた中高年の人がなる病気として知られていました。

しかし、近年では生活環境の急激な変化によって、高血圧は中高年だけではなく、若年層においても注意すべき病気へと変化しているのです。

高血圧だけではなく生活習慣病やがんなど、あらゆる病気は低年齢化が進んでおり、その危険性が注視されています。

代表的な例でいうとがんの進行は若ければ若いほど進行が早く危険であるように、若年性疾患は病気の進行が高齢者よりも早いので注意が必要なのです。

若年性高血圧の原因

一般的な高血圧を発症する割合は、特定の原因が不明の本態性高血圧が約90%、特定の原因によって発症する二次性高血圧が約10%といわれています。

若年性高血圧の場合は約50%が二次性高血圧といわれており、一般的な高血圧よりも特定の原因によって発症する二次性高血圧の割合が多い傾向にあります。

二次性高血圧が原因となっている場合

若年性高血圧が二次性高血圧を原因として発症している場合、基本的にはその特定の原因となっている病気を治療すれば若年性高血圧は改善されます。

しかし、特定の病気が長期的なものであったり生活習慣の乱れなどの危険因子が重複すると、慢性的な高血圧へと移行する可能性もあります。

二次性高血圧の70%以上は腎臓の病気を原因としており、ほかには内分泌異常(体内のホルモン分泌)、心血管疾患、睡眠時無呼吸症候群、妊娠高血圧症候群(旧名、妊娠中毒症)があります。

一過性のホルモンバランスの乱れ

若年層の生活習慣の乱れは成長期のホルモンバランスにも影響し、ホルモンバランスの乱れを原因として若年性高血圧を発症する場合もあります。

ただし、成長期のホルモンバランスの乱れを原因とした高血圧は一過性であり、通常であれば成長期を経過すると血圧が安定して若年性高血圧は改善されます。

しかし、若年性高血圧の発症とともに乱れた生活習慣をおくっていると成長期の経過後も高血圧が続き、慢性的な高血圧へと移行する場合もあるといわれています。

若年性高血圧であろうと慢性的な高血圧であろうと、生活習慣に注意しなければいけないのは同じということになります。若年性高血圧が一過性のものであった場合でも油断はできないのです。

生活習慣の乱れが低年齢化

若年性高血圧は通常の高血圧と同様に、一番注意すべきは生活習慣といえます。生活習慣の乱れは若年層にも及んでおり、高血圧が若年層へと低年齢化した大きな原因なのです。

若年性高血圧の原因
ファーストフードなどによる栄養バランスの乱れ
野菜不足、脂質や塩分の過剰摂取、偏食など
生活の利便性が向上したことによる運動不足
パソコンやスマホ依存による睡眠不足
急激な環境変化による若年層でのストレス

遺伝的要因との関係

高血圧も遺伝的要因が関係することは確認されており、若年性高血圧は遺伝による危険因子をもっていると発症しやすくなります。

高血圧の遺伝性は両親が高血圧の場合で約50%、片親で約30%、両親が高血圧でない場合でも約5%といわれています。

しかし、高血圧は遺伝的要因だけで発症することはなく、生活習慣に注意すれば高血圧の発症リスクを抑制することは可能とされています。

若年性高血圧と寿命

高血圧は年齢が若いうちに発症するほど寿命が短くなるといわれており、若年性高血圧においてもそのリスクがあります。高血圧は50歳以上で発症するよりも、若年層で発症するほうが2倍以上寿命が短くなるともいわれています。

若年性高血圧を発症することで寿命が短くなるのは、動脈硬化の進行が早まることで血管機能が衰え、脳卒中や心筋梗塞のリスクが低年齢化することによります。

また、それらを要因として脳血管性の認知症のリスクが高まったり、日常生活の自立率が低下することにより健康寿命が短くなるなどのリスクが考えられます。

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リケン(理研ビタミン株式会社)のヘルスケア事業部長、農学博士の仲野隆久先生によると、収縮期血圧140~160mmHg、拡張期血圧90~100mmHg程度の18名を対象に「わかめペプチド」を8週間にわたり1日1個のペースで食べてもらった結果、約2週間目から血圧が安定し始めることが認められています。