高血圧と肉の過剰摂取

過剰摂取によって高血圧や糖尿病のリスクを高める「赤身肉」!?赤身肉の摂取を減らす事で、リスクが低下したという結果も!赤身肉と糖尿病リスクに高い関連性?

高血圧と肉の過剰摂取

高血圧では肉の過剰摂取に注意

赤身肉の摂取をすることによって、リスクが高くなるかを調査した研究がありました。日本やシンガポールの研究チームが行ったもので、どちらも糖尿病リスクを検証したものでしたが、要因から考えると高血圧との関連性も高いので参考になると思います。

日本の研究チームは岩手から沖縄までの11都市において、40~69歳の糖尿病、循環器系疾患、がんを発症してない約6万人を対象に追跡調査。肉類の摂取量が1日100g前後のグループは、1日20g前後のグループより約1.3倍も糖尿病のリスクが高かったという結果に。鶏肉では変化がなく、牛肉や豚肉ではリスクが上昇したそうです。

シンガポールの研究チームが約190万人以上のデータを対象に、長期的な変化を考慮した解析調査を行った結果。赤身肉の摂取量が増加したグループは、摂取量が変わらなかったグループに比べて、糖尿病を発症するリスクが増加したことが判明。また、摂取量が減少したグループでは糖尿病の発症リスクが低下しており、赤身肉の摂取量との高い関連性が検証されています。

高血圧の要因になりやすい赤身肉

牛肉や豚肉などの赤身肉に含まれる飽和脂肪酸は、悪玉コレステロールや中性脂肪を増加させたり、酸化ストレスや炎症を起こしインスリン感受性を低下させる働きもあります。

また、こんがり焼いた香ばしい風味や食感がアクセントの「焦げ目」は、たんぱく質が加熱されることで増加するAGE(終末糖化産物)が含まれており、摂取すると高血圧や動脈硬化を促進させるといわれています。

別の研究では、赤身肉を摂取しない野菜中心+魚という食事スタイルが健康に良いという研究結果を発表しています。

研究結果からも赤身肉の摂取量は控えめがいいのかもしれません。

加工肉でも高血圧のリスクが高まる?

ハム、サラミ、ベーコン、ソーセージ、ウインナーなど、使い勝手の良さからついつい日常的に使用される加工肉。しかし過剰に摂取することは様々な病気のリスクを高め、寿命を縮める可能性が高いといわれているので注意が必要です。

各研究グループや調査によると過剰な摂取には高血圧含め、心臓病、がんなどの発症リスクが高くなると発表されています。

メキシコの研究グループによる調査によると、赤身加工肉を1週間に250g以上を食べる人は、1週間に50g未満しか食べない人に比べると、高血圧を発症するリスクが高くなるといわれています。

ヨーロッパにおける調査においても、加工肉を1日に160g以上を食べる人は、1日に20g以下の人とでは、循環器系の病気やがんの発症リスクが高くなるといわれています。

アメリカの研究者による研究報告では、加工肉を1日に75g以上を食べる人は、1日に25g以下の人に比べて、心不全を発症するリスクが高くなるといわれています。

塩分と添加物に高血圧のリスクが?

鮮やかな色に見せるために使用される発色剤(亜硝酸ナトリウム)など、人体にとってあまりよくない化学物質や化学調味料が使用されています。

添加物は保存力を高めて使い勝手をよくしたり、殺菌力を高めて細菌の繁殖を抑制したり、食生活から切り離すのが難しい一面もあります。

健康だけを優先して考えると摂取しないほうがいいですが、完全に断つのは難しいので、摂取を控える食生活を心掛けるようにしてみましょう。

納得の検証結果がおすすめの理由!

リケン(理研ビタミン株式会社)のヘルスケア事業部長、農学博士の仲野隆久先生によると、収縮期血圧140~160mmHg、拡張期血圧90~100mmHg程度の18名を対象に「わかめペプチド」を8週間にわたり1日1個のペースで食べてもらった結果、約2週間目から血圧が安定し始めることが認められています。