高血圧と深いつながりを持つ「汗」との関係

汗をかくことと高血圧の原因には密接な関係性がある!運動後や熱中症対策の塩分摂取には注意が必要!?

高血圧と深いつながりを持つ「汗」との関係

高血圧と汗の関係性

体温調整をするために汗腺から分泌される液体が「汗」です。汗をかくことは体内から塩分が排出されるため、運動をして汗をかくことは高血圧対策に適しているといえます。しかし、汗をかくと体内から水分も排出しているので、こまめな水分補給を忘れないようにしましょう。

高血圧の人で突然大量の汗をかくという症状は、現在のところ科学的には関係性がないとされています。高血圧よりも肥満、糖尿病、更年期障害などを主な要因として発汗の症状が出るので、それらの症状や病気に注意したほうがいいかもしれません。

塩分の摂取量と排出量

汗をかくことによって排出された塩分については注意が必要です。日本人の1日の塩分摂取量は約10gといわれており、世界基準とされている5gの2倍もの量を摂取しているといわれています。つまり、普段から塩分を過剰摂取している場合、運動後の塩分補給や熱中症対策として塩分を摂取することは安易な考え方となってしまいます。ちょっと手間にはなりますが、1日の摂取量と排出量を数値的に書き出してみると、改善点などが見つけやすくなるのでおすすめです。

また、汗には水分が多く含まれており、汗をかいた分の水分補給は大切です。現代人は水分補給が少ないといわれており、1日に必要な約2.3リットルの水分補給をできていないそうです。水分が不足すると血液中の水分が不足し、血液がドロドロになってしまい血流低下などから高血圧になるリスクが高くなるのです。高血圧が気になる場合は特に水分補給にも気をつけておきましょう。

発汗量の参考

人が何もしなくてもかく1日の発汗量は約1,000mlといわれており、暑い環境での作業などをすると10,000mlを超えることもあるそうです。また、1時間の運動を行った場合の発汗量は、状況によって大きく変わりますが約1,000~3,000mlといわれています。汗のかきはじめに含まれる塩分は約0.05%ですが、汗をかけばかくほど塩分濃度は約0.5%と10倍も上昇します。

仮に1日に1時間の運動で、運動時の発汗量1,000mlの塩分濃度を0.1%とした場合

  • 1日発汗量+(運動発汗量×塩分濃度)≒塩分
  • 1,000ml+(1,000ml×0.1%)≒2,000mg(2g)

1日に1時間の運動を取り入れたとしても汗から消費される塩分は約2g程度なのです。運動量、気温、個人差などが大きく数値に関係してくるので参考程度のデータになりますが、これらのデータを目安に過剰摂取せず、制限もしすぎない「適塩」の摂取を目標にしましょう。

納得の検証結果がおすすめの理由!

リケン(理研ビタミン株式会社)のヘルスケア事業部長、農学博士の仲野隆久先生によると、収縮期血圧140~160mmHg、拡張期血圧90~100mmHg程度の18名を対象に「わかめペプチド」を8週間にわたり1日1個のペースで食べてもらった結果、約2週間目から血圧が安定し始めることが認められています。