高血圧に豆腐の効果

豆腐は世界からも注目されている機能性食品!高血圧だけではなく様々な健康面をサポートする優れた食品!

高血圧に豆腐の効果

高血圧改善に役立つ豆腐

「畑の肉」と呼ばれるほど良質なたんぱく質を含む大豆を原料としている豆腐。製造過程においても大豆のほとんどの成分は豆腐に移行しており、大豆の良質で健康的な成分の多くを豆腐という形で効率よく摂取することができます。また、体を調整して健康を維持増進させる機能性食品としても注目され、世界からも優れた食品として知られるようになりました。

豆腐にはたんぱく質、不飽和脂肪酸のリノール酸、レシチンは血中コレステロールに働きかけ、血液の流れをスムーズにしてくれます。また、ミネラルなども豊富なため高血圧に限らず生活習慣病などの健康面をサポートするだけではなく、美肌効果や便秘解消などの成分も含んでいます。現代人の多くが抱える病気の予防や改善に役立つため、効率よく食生活に取り入れていきましょう。

良質な植物性たんぱく質が血管をつくる

豆腐のたんぱく質は植物性たんぱく質の中でも良質なたんぱく質です。体内への吸収は肉、魚、卵などの動物性たんぱく質には劣りますが、豆腐には、余分なカロリーや脂質の摂取を抑えてたんぱく質を摂取できるというメリットがあります。

たんぱく質は筋肉や血管をつくるのに欠かせない栄養素であり、必要量摂取してこそ血管の正常な機能は維持されます。肉類などの過剰摂取をしている傾向であれば、大豆製品などの植物性たんぱく質の摂取量を増やして、栄養のバランスをとるようにしましょう。

大豆イソフラボンがコレステロールを改善

大豆イソフラボンは抗酸化作用をもつポリフェノールの一種で、大豆イソフラボンはHDLコレステロールを増やし、LDLコレステロールを減少させる効果があるため、高血圧や動脈硬化のリスク低下に効果があります。

女性ホルモン「エストロゲン」の代わりになるほど優れた成分であるため、「植物性エストロゲン」とも呼ばれています。女性ホルモンの低下とともに発症リスクが高まる「更年期高血圧」の対策にも適した成分です。

大豆ペプチドが血圧の上昇を抑制

たんぱく質が酵素によって分解されたのが「ペプチド」であり、大豆に含まれているものは大豆ペプチドと呼ばれています。大豆ペプチドは他のペプチドと同様、血圧上昇作用をもつ「アンジオテンシンⅡ」を生成する変換酵素の働きを阻害し、体内の血圧上昇システムを抑制する働きがあります。

大豆レシチンがLDLコレステロール値を低下

大豆レシチンには水と脂質を混ぜ合わせることのできる乳化作用があり、この作用が血液中にいおいて血管壁に蓄積したLDLコレステロールを融解、除去することができます。

また、肝臓に働きかけてHDLコレステロールの生成を促進する作用があり、LDLコレステロールとHDLコレステロールのバランスを正常にする効果に期待できます。

卵黄にも「卵黄レシチン」が含まれていますが、大豆レシチンは血液中に長く留まることができるため、高血圧や動脈硬化の対策により適しているのは大豆レシチンとなります。

不飽和脂肪酸がコレステロール値を改善

豆腐に含まれる脂質は不飽和脂肪酸が約80%で、そのうちオレイン酸が約30%(オメガ9系一価不飽和脂肪酸)、リノール酸が約60%(オメガ6系多価不飽和脂肪酸)、αリノレン酸が約10%(オメガ3系多価不飽和脂肪酸)となっています。

これらの不飽和脂肪酸は適量を摂取することで、体内のHDLコレステロール(善玉コレステロール)を増やし、LDLコレステロール(悪玉コレステロール)の減少、中性脂肪を減少させることができます。

ミネラルが血圧の改善をサポート

カリウムの効果

良質な成分を含んでいますが低カロリーで、現代人が不足しがちといわれている、血圧を下げるのに有効なミネラルを含んでいます。カリウムは余分な塩分を排出するので、過剰な塩分摂取を防止することが出来ます。

カルシウムの効果

カルシウムが不足すると骨から血液中のカルシウムを一定に保つ作用が働き、血液中のカルシウム濃度が高くなることで血圧が上昇します。1日に必要なカルシウム量を摂取することは高血圧を防ぐためにも大事なことなのです。

マグネシウムの効果

さらに、マグネシウムは血液凝固作用を抑制し、血圧を正常に保つ効果があります。また、カルシウムの吸収や働きをサポートする効果もあるので、高血圧対策には適した相性といえます。

豆腐との食べあわせで高血圧対策!

豆腐と鰹節

定番の組み合わせではありますが、栄養学的にも大きな意味があったのです。鰹節に含まれるビタミンDには、カルシウムの吸収効率をアップさせる効果があるため、一緒に食べることでカルシウムの吸収が10倍以上も効率的になります。

カルシウム不足が高血圧のリスクを上昇させるため、効率の良いカルシウムの摂取は高血圧の対策になります。また、鰹節にも「鰹節ペプチド」など血圧を改善する成分が含まれているため、豆腐と併せて食べることが血圧の改善につながるのです。

豆腐とごまや枝豆はNG

ごまや枝豆に含まれる抗酸化成分「フィチン」は、ミネラルの吸収を阻害する作用があるため、高血圧の対策には欠かせないミネラルが不足する結果に。一緒に食べるのはなるべく避けるようにしましょう。

納得の検証結果がおすすめの理由!

リケン(理研ビタミン株式会社)のヘルスケア事業部長、農学博士の仲野隆久先生によると、収縮期血圧140~160mmHg、拡張期血圧90~100mmHg程度の18名を対象に「わかめペプチド」を8週間にわたり1日1個のペースで食べてもらった結果、約2週間目から血圧が安定し始めることが認められています。