トマトで血圧を改善

アンチエイジングに効果的な抗酸化作用のある成分が豊富な「トマト」。トマトに含まれる「リコピン」の効果で血液をサラサラにして血管も元気に!高血圧対策におすすめなトマトを食べよう!

トマトで血圧を改善

トマトと血圧の関係

鮮やかな赤色と食欲をそそる酸味が魅力的なトマト。トマトには高血圧の予防や改善におすすめな成分がたくさん含まれています。

血圧に有効なカリウム

トマトには、高血圧対策に欠かせないミネラルのひとつカリウムも含まれており、カリウムは体内に摂取された過剰なナトリウムを排出し、ナトリウム濃度を調整してくれる作用があります。

抗肥満作用が高血圧対策に

トマトの成分には「13-oxo-ODA」という、オメガ6系の不飽和脂肪酸であるリノール酸の一種が含まれています。これは脂肪の燃焼に関係する酵素に作用して、高血圧の危険因子のひとつである肥満の対策に役立ちます。

抗酸化作用

トマトにはビタミンC、Eの他にポリフェノールの一種である「ケルセチン」が含まれており、これらの成分は活性酸素を除去する抗酸化作用をもっています。脂質やコレステロールを酸化させて高血圧となる要因を除去し高血圧の予防に役立ちます。

抗酸化力とは、活性酸素による体内の酸化を防止する作用であり、老化防止やアンチエイジング効果とも呼ばれています。血管の状態を健康にして、血管に関係する病気の予防効果や、血中コレステロールの酸化も防止、血液をサラサラにして血流を改善する効果もあります。

トマトはリコピンをはじめ特に抗酸化作用をもつ栄養成分を豊富に含んでおり、これらの成分が血圧に有効な成果を期待できるのです。

リコピンが血圧を下げる!

トマトが鮮やかな赤い色をしているのは、トマトに含まれているカロテノイドの一種である「リコピン」によるもの。

リコピンは強い抗酸化作用をもつことが知られており、豊富に含まれているのがトマトです。リコピンの抗酸化作用は、β-カロチンやビタミンEの何倍にもなり、老化防止などの「アンチエイジング」の効果にも期待できます。

そんなトマトに含まれるリコピンの研究結果には以下のようなものがあります。

フィンランドの研究チームは、46~65歳の男性約1,000人を対象に、平均10年以上にわたる追跡調査。血液中に含まれるリコピンの濃度が最も高かったグループは、最も低かったグループに比べて、脳卒中を発症するリスクが50%以上も低かったという結果に。

イギリスの研究チームによって、、心血管疾患をもつ患者36名を対象に行われた実験結果では、約50%以上の人に、研究を開始した当初よりも、血管が拡張していることが確認された。

また、アメリカの研究では、リコピン摂取量と心血管疾患発症の関連性を調査。リコピンの摂取量が多かったグループでは、心血管疾患で10%以上、冠動脈疾患で20%以上も発症リスクが低いことが明らかに。

リコピンは今回紹介した研究結果により、脳卒中や心臓病の予防、改善に効果があることが示されており、また、それらの危険因子である高血圧にももちろん効果が期待できます。

毎日の食生活にトマトを取り入れてみましょう。

イタリア料理などでよく見かけるトマトとオリーブオイルは、実は相性の良い組み合わせ。リコピンの吸収を促進してくれるので、トマトサラダに直接オリーブオイルをかけるのもありだし、トマトをオリーブオイルで炒めるのもありです。

トマトジュースで効果的に血圧を改善

多くのトマトジュースは栄養価の高い完熟時のものを数種類使用したりと、栄養価を考えて作られている割に、生食のものより色々な面でコストを抑えることができるため、効率よくリコピンを摂取することができるためおすすめです。トマトジュースは食塩が添加されたものと食塩無添加のものがありますので、成分表などをチェックして食塩無添加のものを選ぶようにしましょう。

納得の検証結果がおすすめの理由!

リケン(理研ビタミン株式会社)のヘルスケア事業部長、農学博士の仲野隆久先生によると、収縮期血圧140~160mmHg、拡張期血圧90~100mmHg程度の18名を対象に「わかめペプチド」を8週間にわたり1日1個のペースで食べてもらった結果、約2週間目から血圧が安定し始めることが認められています。