高血圧と野菜不足

健康ブームとは裏腹に深刻化する日本人の野菜不足!?高血圧や生活習慣病の予防のためにも食生活に野菜を取り入れよう!

高血圧と野菜不足

高血圧と野菜不足の関係

野菜の1日に必要な摂取量は350gといわれています。しかし日本経済の低迷、野菜の高騰、食生活の欧米化などにより日本人の野菜消費量は年々減少傾向にあるといわれています。

野菜中心の和食から肉や加工食へと移行したことにより、野菜に含まれるビタミン、食物繊維、ミネラルなどが慢性的に不足しがちに。加工食品、コンビニ弁当、ファストフードなどの食事量が増えることによって便秘、肌荒れ、冷え性、むくみ、疲れやすい体質などになりやすくなります。これらの女性に多く見られていた悩みは、最近では男性の悩みとしても増加傾向にあることが分かっています。この傾向と比較しても年々増加傾向にある生活習慣病は、野菜離れとの関係性が深いといえます。

野菜にはビタミン、食物繊維、ミネラルなどが含まれています。ミネラルの中でもカリウムは高血圧の予防や対策には効果的な成分で、体内に摂取された過剰な塩分を体外へ排出する働きを持ち、これによって余分な塩分の吸収を防ぐ役割があります。カリウム不足は高血圧だけでなく、糖尿病などの生活習慣病になるリスクが高くなるので、積極的に野菜を食生活に取り入れていきましょう。

食事や栄養にバランスがあるように野菜の摂取にもバランスがあり、1種類だけではなく数種類の野菜を摂取することが好ましいです。しかし仕事やその疲労感などで食生活を十分なものに出来ないときに便利なのが、サプリメントなどの健康サポート食品です。

ただし勘違いしてはいけないのがサプリメントを食べていればそれで栄養は十分なのでは?という考え方です。サプリメントはあくまで栄養をサポートするだけなので、メインの食事から栄養を確保する意識を忘れてはいけません。メインの食事とサプリメントの利用という両立もまた大事なバランスなのです。

野菜中心の食事が高血圧の予防に

菜食主義を通称ベジタリアンと呼ぶことが多いが、正しくはベジタリアニズムというそうです。一般的には、動物性食品を食さず、野菜や果物などの植物性食品を食べる食事スタイルのことを指しますが、その種類を細かく分けると10種類以上にもなるそうです。

ベジタリアンの食事スタイルはいかにも健康によさそうなイメージはありますが、実際のところを知る人は少ないと思います。そんなベジタリアンの食事を研究した調査結果をまとめました。

アメリカの研究グループの調査結果によると、ベジタリアンのほうが非ベジタリアンよりも高血圧のリスクは大きく低下することが明らかに。

日本の研究チームが18ヵ国39件2万人以上を対象とした研究を解析調査した結果、脳卒中、心筋梗塞の発症リスクが低下するということも判明。

また、別の研究チームにより約7万人を平均5年以上にわたって追跡調査した結果、心臓病の発症リスクが低下することが確認されています。下記は、脳卒中、心筋梗塞、がん、腎臓病などによる死亡率が最も少なかった順位です。

ペスコ・ベジタリアン
魚介類は食べる(肉、卵、乳製品は食べない)
ビーガン・ベジタリアン
肉、魚、卵、乳製品を食べない
ラクト・オボ・ベジタリアン
卵、乳製品は食べる(肉、魚は食べない)

アメリカの研究グループによる9万人以上を平均7年以上の追跡調査においても、大腸がんのリスクが一番下がったのはペスコ・ベジタリアンだったといいます。

基本的に健康志向により選択した食事スタイルというわけではないでしょうが、一般的に世間に浸透している純粋なベジタリアンのイメージより、加えて魚介類を摂取することが健康的には一番良さそうという結果に。

納得の検証結果がおすすめの理由!

リケン(理研ビタミン株式会社)のヘルスケア事業部長、農学博士の仲野隆久先生によると、収縮期血圧140~160mmHg、拡張期血圧90~100mmHg程度の18名を対象に「わかめペプチド」を8週間にわたり1日1個のペースで食べてもらった結果、約2週間目から血圧が安定し始めることが認められています。